先日、近所の中華食堂にお昼を食べに行ったとき、ご主人が北京鍋の注文をして下さいました。
もう 何十年とこの地域でお店をされている「中華食堂 まこごろ」さんです。
まごころさんには、時々 出前を頼んだり、ラーメンを食べに行ったり、定食をたのんだり
とても気さくに入れるお店です。
その日は私の大好きなオムライスを食べて、かえってすぐに在庫を調べて・・・北京鍋の在庫はありません。
そして、そのとき思った事は北京鍋だと山田工業所の北京鍋がやっぱりいいなぁ と ・・・プレス
式のものと比べて価格は大体倍ぐらいの差・・・プロの方が使われるものなのでヤッパリ打ち出し式の
北京鍋が絶対にオススメ・・・と思いながらカタログ片手にもう一度まこごろさんへ行きました。
そして、多くを語らずともご主人に聞いてみると、「やっぱり打ち出しで」と・・・打ち出しの
北京鍋はなんでも一枚の平らな鉄板をハンマーが付いた特殊な機械で5000回 大きな鍋だと8000回も
叩き、なべ型に整えていくそうです。そうした手間と時間がかかっているのが横浜の山田工業所の北京鍋です。打ち出し式だと鉄の厚みを場所によっては薄くすることができ、熱の伝わりやすい鍋ができます。
そして 何度も何度も叩くことで表面に凹凸ができ、油のなじみが良くなり、鉄の粒子が細かくなる事により
強度もましてくるそうです。日本が世界に誇れるものづくりの一つといってもいいようです。
この北京鍋 今から入荷するのがとても楽しみです